パートナーがセックスを望まないとき、拒絶されたと感じすぎないために
執筆 KilkaLabs 編集チーム公開 監修
夫婦・カップルのためのガイド

パートナーがセックスを望まないとき、拒絶されたと感じすぎないために

パートナーが自分ほどセックスを望まないと、自分が否定されたように感じることがあります。欲求の違いを、求められていない証拠と結びつけないための考え方を紹介します。

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あなたがセックスを望むときに、相手は繰り返し望まない。「いいえ」という言葉に、少しずつ別の意味が積み重なることがあります。

最初は、こう思うかもしれません。

「疲れているんだな」

何度かすれ違ううちに、心がこんなふうに言い始めます。

「相手は私をまったく求めていない」

「私に魅力を感じていないんだ」

「ただの同居人になりつつある」

「自分から誘わなくなったら、もうセックスはなくなる」

そのころには、痛みは一度断られたことだけではなくなっています。

そのパターンが、自分や二人の関係について何を意味すると信じているかに関わっています。

無理に、傷つかない自分になることはできません。

でも、相手の欲求からどんな結論を導くかには、もう少し慎重になれます。


「セックスを望まない」と「私を望まない」を分ける

つらいとき、この二つは似たものに感じられます。

「相手は今夜、セックスを望んでいない」

「相手は私を求めていない」

でも、同じことを言っているわけではありません。

性的な欲求には、こんなものが影響します。

  • 体力。
  • ストレス。
  • タイミング。
  • 健康。
  • 薬。
  • 痛み。
  • 子育て。
  • 二人の関係性。
  • その人なりの欲求のパターン。
  • そのほか、暮らしのさまざまな要素。

魅力の感じ方も、その一部かもしれません。

でも、それだけが説明ではありません。

その場の事実を、自分全体への評価に変えていないか、気づいてみましょう。


新しい「いいえ」を、以前からの恐れの証拠にしない

すでに「求められていないのでは」と恐れていると、すべてのすれ違いが証拠になります。

相手は、こう言います。

「くたくたなんだ」

あなたの心は、こう返します。

「やっぱり。また言い訳だ」

そうして、自分の不安を裏づける循環ができます。

今日の答えを聞いていないのです。

過去に断られたすべてを、一度に聞いてしまっています。

自分に聞いてみてください。

「相手は、実際には何と言った?」

そして、

「自分は、どんな意味を付け足している?」

その意味について、話す価値はあるかもしれません。

でも、まずは今の事実と分けてみましょう。


性的な誘いだけでなく、関係全体を見る

断られた痛みは、注意を独占することがあります。

相手が別の形で示しているものに、気づかなくなるかもしれません。

  • 愛情。
  • 魅力を感じていること。
  • 気遣い。
  • 協力。
  • 関心。
  • 感謝。
  • 身体的な近さ。

性的ではない愛情が、あなたの大切にする性的な関係の代わりになる、という意味ではありません。

セックスが大切で、それが足りずにつらいなら、その気持ちも本物です。

ここで大切なのは、関係の一つの側面だけを、求められているかどうかの唯一の物差しにしないことです。


セックスを受け入れてもらうことが、自分に何を意味するか考える

「はい」という答えが、感情面でたくさんの役割を担っていることがあります。

それは、こう伝えてくれるのかもしれません。

「自分には魅力がある」

「二人は大丈夫」

「今も求められている」

「自分は愛される人間だ」

すると「いいえ」は、その逆を意味するように感じられます。

聞いてみましょう。

「セックスを通して、どんな安心を得ようとしている?」

魅力について、直接話す必要があるのかもしれません。

相手から求められる感じが恋しいのかもしれません。

身体的な愛情表現が足りないのかもしれません。

性的な差そのものが、関係への不満につながっているのかもしれません。

必要としているものがわかっても、それが消えるわけではありません。

でも、自尊心を守るために相手に「はい」を求めることなく、話しやすくなります。


セックスで魅力を証明してもらおうとしない

こんなふうに聞きたくなるかもしれません。

「まだ私に魅力を感じているなら、どうしてセックスをしたくないの?」

でも、魅力と今この瞬間の欲求は同じではありません。

本心なら、相手は言葉や愛情表現で安心を伝えられます。

証明のためにセックスに同意する必要はありません。

性的な「はい」は、愛情の診断テストではありません。


誘いが、繰り返す感情のテストになっていないか気づく

質問の意味が、こんなふうに変わることがあります。

「今夜、セックスをしたら心地よさそう?」

から、

「まだ私を求めていると証明してくれる?」

へ。

すると、一度一度の誘いがずっと重くなります。

口に出さなくても、相手は感情的な重みを感じるかもしれません。

二つの必要を、分けてみましょう。

安心がほしいなら、安心につながる言葉を求める。

セックスを望むなら、その欲求を伝える。

一つの頼みに、両方を背負わせないようにしましょう。


答えがほしくて、誘い続けているなら

繰り返し断られると、不思議な循環が生まれることがあります。

求められていないと感じる。

相手が自分を望むか確かめるために誘う。

断られる。

さらに求められていないと感じる。

その感覚を埋め合わせようとして、またあとで誘う。

循環が続いていきます。

心当たりがあるなら、お互いの関心を確かめる方法を変えることが役立つかもしれません。

直接頼まず、今の気分を伝えてもよいでしょう。

好きな誘われ方やタイミングについて話してもよいでしょう。

触れ合いとセックスを区別する方法を、二人で決めてもよいでしょう。

すべての「いいえ」を避けることが目的ではありません。

誘いを、自分の価値を繰り返し確かめるテストにしないことです。


不満が深まる前に、大きな話をする

相手が普段からずっと少ない頻度を望み、その差がつらいなら、前向きに考えるだけでは足りません。

差は重要ではないと、自分に言い聞かせる必要はありません。

話しましょう。

たとえば、

「欲求の違いを、あなたが私を求めていないという意味に受け取り始めていて、それが自分の痛みや不満につながっていると気づいた。プレッシャーをかけたいわけではないんだ。二人の性生活を、それぞれがどう感じているか正直に話したい」

これなら、自分の解釈を自分のものとして伝え、セックスへの同意で解決するよう相手に求めずに済みます。

詳しい進め方は、性欲の違いについて話すにはをご覧ください。


安心させてもらうだけでなく、情報を求める

こんな言葉を聞きたいかもしれません。

「もちろん、今もあなたを求めているよ」

その安心は、大切でしょう。

でも、情報はさらに役立つことがあります。

こんなふうに聞いてみましょう。

「どんなとき、親密な時間への関心が高まる?」

「あなたにとって、セックスについて何か変わった?」

「私の誘い方は、プレッシャーになる?」

「二人のセックスは、今も心地よい?」

「最近は、どんな身体的なつながりがうれしい?」

タイミングの問題が見つかるかもしれません。

欲求の差かもしれません。

伝え方の問題かもしれません。

健康に関わることかもしれません。

あるいは、二人が理解してもなお難しい違いかもしれません。

推測よりも、はっきり知ることが役立ちます。


相手を尊重するために、自分の必要を消さない

相手の「いいえ」を尊重しても、こう言うことはできます。

「この関係のこの部分は、私にとってつらい」

次の二つには違いがあります。

満たされていない必要を伝えること

と、

自分の必要を相手の身体で満たす責任を負わせること。相性、孤独、頻度、誘い方、触れ合い、どんな関係が自分に合うかについて、話してかまいません。

尊重は、お互いに必要です。

相手の同意は、相手が決めます。

あなたは、関係に何を必要とし、自分の人生をどう選ぶかを決められます。


専門家の支えが役立つ場合

すれ違いが、続く不満、衝突、回避、強い苦痛、話しにくさを生んでいるなら、適切な資格のあるカップルセラピストや性の相談に対応する専門家が役立つことがあります。

相手の欲求に大きな変化や気になる変化があり、痛み、薬の影響、ホルモンの変化、心の健康、ほかの身体症状が関わるなら、適切な医療専門家への相談も考えられます。

一方の性欲を、もう一方に合わせることを目標にしないでください。

何が起きているかを理解し、情報に基づいて選ぶことが大切です。


私的な気分の合図で、「試される」感じを減らす

In The Moodでは、それぞれが今の気分を二人だけで伝えられます。

一方が繰り返しこう聞く代わりに、

「今、私を求めている?」

二人が別々に、親密な気分、愛情を感じたい気分、今はその気分ではないといった状態を示せます。

気分が合えば、一致がわかります。

合わないことは、こういう意味ではありません。

「あなたには魅力がない」

そのとき選んだ気分が、合わなかったというだけです。

そして、一致は同意ではありません。

会話のきっかけになり得る、共有された合図にすぎません。


差を軽視せずに、拒絶を個人的に受け取りすぎないことはできる

この二つは、別々の目標です。

毎回の「いいえ」を、自分に魅力がない証拠と受け取るのをやめることができます。

それでも、性的なつながりが自分には大切だと考えてよいのです。

相手の境界線を尊重できます。

それでも、孤独について話してよいのです。

欲求は人によって違うと理解できます。

それでも、築いている関係が二人に合っているかを尋ねてよいのです。

無理に「気にしない」ようにするより、ずっと役立つ目標です。

すれ違いは情報であって、あなたへの評価ではありません。

In The Moodなら、今の気分を二人だけで伝え、タイミングが合う瞬間に気づけます。

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